AWSome Day モジュール4:AWSでイノベーション・モジュール5:次のステップのご紹介

AWSome Day Online Conferenceのモジュール毎に記事をまとめていきます。
AWSome Day Online Conferenceの全体の概要をまとめた記事はこちらです。

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今回はモジュール4・5についてまとめていきます。
モジュール4・5はAWSを実践的に利用するためというより、どんなことができるのかとAWSome Day以降の勉強への取り組み方の紹介なのでまとめることにしました。

概要

モジュール4のテーマは「AWSでイノベーション」・モジュール5は「次のステップのご紹介」です。

モジュール4

モジュール4ではAWSで簡単にイノベーションを行えるサービスが紹介されます。
AIを利用した画像解析サービス・人工衛星の管理を行うマネージドサービスなどが紹介されます。
普段業務で触るだけではモジュール1〜3でまとめてきたコンピューティングやデータベースなど、一般的なシステムで利用する部分しか意識しませんが、モジュール4で紹介されるサービスを知ると「こんなこともできるのか!」とその可能性に驚かされます。

モジュール5

モジュール5では、クラウド初心者向けのAWSome Dayを受講した後にお勧めの勉強方法を教えてくれます。
AWSの無料利用枠の紹介から初心者が触ってみるのに適したサービスの利用方法、AWSが主催している有償・無償のオンライン・オフライン含めた各種セミナーの紹介、AWSが無料で提供しているオンラインの教材などが紹介されます。
最後に、AWSの認定資格についての説明がありAWSome Dayは終了となります。

内容の詳細

モジュール4

AWSの多岐に渡るサービスの中にはイノベーションを簡単に実現させることができるものがあります。
今回は画像解析を行えるサービスであるAmazon Rekognitionと、人工衛生のコントロールとデータ収集を行うことのできるAWS Ground Stationを紹介します。

Amazon Rekognition

Amazon Rekognitionは高度な画像・動画の分析を行えるサービスです。
具体的には顔の検出や表情などの分析・顔の比較と人物の検索・テキスト検出などが行えます。
12ヶ月間無料枠で利用することができ、AWSome Dayの中でデモも行われます。
Amazon Rekognitionに解析を行いたい画像をアップロードするだけですぐに画像を解析してくれます。
AIなどの知識を持っていなくても手軽に画像解析を行うことができるのがこのサービスの最大の利点だと思いました。

AWS Ground Station

AWS Ground Stationは人工衛生を管理するためのAWSのマネージドサービスです。
人工衛生を打ち上げてデータ収集などを行いたい時に、人工衛生のコントロールやデータ収集を行うための基地局をAWSが用意してくれていてそれを利用できるサービスです。
今や宇宙産業が発展し民間企業でも人工衛生を打ち上げることが可能となり、だからこそ基地局やデータ収集を行うクラウドサービスをAWSが提供しているのですね。

モジュール5

モジュール5ではAWSome Day以降の勉強方法を紹介しています。
AWSでは無償で利用できる学習方法が数多く用意されており、それらを利用してAWSへの理解を深めることができます。
また、有償でより集中的に学習できるプログラムも用意されており、それぞれに合った学習方法を選ぶことができるようになっています。

AWS Summit Tokyo

AWS Summit Tokyoは年一度開催される国内最大のAWSのイベントです。
多くの人が集まりAWSの最新情報などをキャッチアップすることができます。

セミナー

AWSではオンライン・オフライン問わず無償のセミナーを定期的に開催しています。
内容も初心者向けのものから上級者向けのものまで多岐に渡ります。
AWSome Dayもその中の一つで、初心者が最初に受講するのにお勧めされています。
また、モジュール5ではAWSome Dayの後に受講するものとして、AWS Builders Online Seriesというセミナーをお勧めしています。
そして、AWS Builders Online Seriesがしっかりと2ヶ月後くらいに開催されるスケジュールとなっていて、AWSを学んでもらおうという気概を感じます。

AWS クラスルームトレーニング

AWSクラスルームトレーニングは有償の対面式学習プログラムで、AWS認定講師とともにAWSを実際に動かし、フィードバックを受けながら集中的に学習できるのが特徴です。
お金とまとまった時間が必要なプログラムのため受講のハードルは高いですが、その分しっかりと学ぶことができるプログラムとなっています。

AWS Skill Builder

AWS Skill BuilderはAWSが提供しているオンデマンドの学習コンテンツです。
600以上のコンテンツがあり、様々な言語でコンテンツが用意されています。
日本語のコンテンツも数多く用意されており、資格試験の勉強や各サービスについての学習することができます。

AWS 認定資格

AWSには認定資格が用意されています。
国際的にも認められている資格であり、初級・中級・上級と専門的な資格に分かれていてそれぞれのレベルに合った資格を取得することができます。

まとめ

AWSにはコンピューティングやデータベースなどだけでなく、最先端技術を利用したイノベーティブなサービスも用意されています。
AI画像分析や人工衛生のコントロールを紹介しましたが、やはりすごいのは手軽に誰でも従量課金で必要な分だけ利用できることだと思います。
また、AWSを学習するためのプログラムも数多く用意されており、意欲があればスキルを高めていくことができます。
AWSome Dayに関する記事はこれで最後になります。
次回の開催はまだ決まっていないようですが、いつか開催されたときの参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また。