今回はGit関連の記事の第三弾です。
これまでのGitの記事ではCUIであるGitを利用して自分のローカルPC内でソースコードを管理するだけでした。
今回からオンライン上で管理・共有ができるGitHubを利用していきます。
この記事ではGitHub上でのアカウント作成からリポジトリ作成までをまとめていきます。
GitHubとは
GitHubとはGitを使って操作できる、オンライン上でソースコードを管理・共有することができるサービスです。
リモートリポジトリとローカルリポジトリ
GitHubでオンライン上に作成したリポジトリをリモートリポジトリと言い、PCなどのローカル環境に作成したリポジトリをローカルリポジトリと言います。
リモートリポジトリを作成し、自分が作業を行うローカルリポジトリと同期を取りながらソースコードの管理を行うことができます。
GitHubの利用
では、GitHubはどのようなシーンで利用されているのでしょうか。
チームでソース管理
GitHubを利用する目的として一番に挙げられるのはチームでのソース管理です。
リモートとローカルで分けることでチームでコードを編集していく際に、それぞれのローカルで編集し内容を確認しながらリモートへ反映していくことで、ソースコードをクリーンに保ちながら効率良くチームで開発を行うことができます。
ソースコードの公開
GitHubにアップしたソースコードは全世界に公開することができます。
自分が作成したアプリなどを実績として公開したり、コードに対する意見を求めたりなど、色々な人が様々な目的でGitHubを利用してソースコードを公開しています。
また、GitHubを利用したオープンソースプロジェクトも多く存在し、GitHub上で様々な議論がされているコミュニティもあります。
GitHubでリモートリポジトリを作成
実際にGitHubを利用していきましょう。
ここではリモートリポジトリの作成までを行なっていきます。
1.GitHubアカウントの作成をする
GitHubを利用するにはアカウントの作成が必要なのでまずはアカウントを作成しましょう。
GitHubのサイト(https://github.co.jp)からアカウント登録を行なってください。
アカウントの作成にはメールアドレスと任意のパスワードが必要です。
詳しい手順は以下にまとまっていたので参考にしてください。
この記事で分かること! GitHubの概要 GitHubのアカウント作成方法 GitHubのアカウント作成方法を知りたい…
2.ダッシュボードからリポジトリを作成する
アカウントを作成したらリモートリポジトリを作成しましょう。
以下のようなダッシュボードが表示されていると思うのでそこから作成をしていきます。
リモートリポジトリを作成する際は左上の「Start a new repository」を操作していきます。

とは言っても操作は簡単です。
以下の3ステップでリポジトリ作成はできます。
- リポジトリの名前を入力する。
- Public(公開する)かPrivate(非公開)かを選択
- 「Create a new repository」ボタンを押下
実際の画面上では以下のような感じになります。
例ではリポジトリ名を「sampleRepository」で公開設定はPrivateを選択しています。

ボタンを押下し以下のような画面が表示されればリモートリポジトリの作成ができています。
こうして作成したリモートリポジトリ上にローカルリポジトリのソースをアップすることでオンライン上でソースの管理や公開が行えます。

まとめ
- GitHubとはオンライン上にリポジトリを作成しソースコードの管理や公開が行えるシステムのこと
- オンライン上のリポジトリをリモートリポジトリ、ローカル上のリポジトリをローカルリポジトリと言い、ローカル上で編集したソースをリモート上に同期させることでソースの管理を行う
- GitHubの利用にはアカウントが必要
- リモートリポジトリの作成はダッシュボードから行う
今回はGitHubとは何かという簡単な説明とアカウント作成からリモートリポジトリ作成までをまとめました。
次回のGit関連の記事では作成したリモートリポジトリにローカルリポジトリのソースを上げる作業(Gitではこの作業のことをプッシュと言います)などまとめていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また。